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4・29雷門前街頭活動報告および募金報告

 4 月 29 日の12時より小雨の中、浅草の浅草寺・雷門前で全国空襲被害者連絡協議会は、「合唱団この灯」の団員とトランペット奏者の松平晃さんのご協力のもと全国空襲連会員や支援者の方・東京空襲遺族会・東京空襲元原告の会の会員など約 30 名で街頭宣伝活動を行いました。併せてウクライナ緊急募金のための募金箱5個を用意しました。


トランペット演奏を冒頭で行い、その後、ロシア軍の不法なウクライナ侵攻による空襲やミサイル攻撃の惨状を憂慮して全国空襲連は、ウクライナで被災した子供たちへの緊急救援のための募金活動を行っているユニセフに協力するために本日活動を行う旨の説明をしました。77 年前の東京大空襲で戦争孤児となった吉田由美子共同代表は、戦争はいつも罪のない子供にしわ寄せが及ぶと訴えました。「合唱団この灯」の団員によるウクライナ国歌やウクライナ民謡に立ち止まって耳を傾ける方もいました。当日配布のビラに目を通して募金に応じて下さる方もいました。

77 年前の空襲被害の状況とウクライナの現状を重ね合わせて語る会員や支援者の方もいました。雨脚が激しくなったために黒岩哲彦運営委員長がロシア軍による空襲が多くの市民を殺傷し、国際人道法(戦時国際法)に明確に違反しており、今こそ我々もウクライナ救済に立ち上がるべきだと訴えて、12 時 40 分に本日の雷門前街頭活動を終了しました。

押上の事務所で募金額を集計した結果、総額は31,061円でした。4 月 30 日に募金総額を日本ユニセフ協会宛に振り込みました。振込票は以下のリンクをクリックするとご覧いただけます。

4・29雷門前街頭活動での募金報告


東京空襲犠牲者遺族会会長 榎本喜久治さんのスピーチです。空襲被害者救済法の成立は、亡くなった人を追悼するだけではなく、戦争だから国民は我慢しろ、諦めろ、という、今にも続く国の姿勢にどう立ち向かうかが問われている、との力強いメッセージ。ぜひお聴きください。




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