当団体について

【設立の趣旨】


戦後、空襲被害者は国家から見放され、死者の追悼碑も資料館もなく、障害者や孤児になった人々は地を這うような苦労を重ねてきましたが、全く何らの補償も受けていません。他方、軍人・軍属には60兆円以上の手厚い援助を行っています。

この差別は戦争被災者への人権侵害であり、その人権侵害を正すため、全国の空襲被害者が手を取り合って2010年8月14日『全国空襲被害者連絡協議会』(略称:全国空襲連)を結成しました。

東京大空襲から75年後の隅田川
あの日、この川は猛火から逃れようとした人々の遺体で埋め尽くされた

当会では、空襲被害者の人間回復ための「差別なき戦後補償」を求めて、立法化運動を進めています。私たちはなぜこのような運動をしているのか、どのような救済を求めているのか、わかりやすく説明していますので、【空襲被害者等援護法Q&A】をご覧ください。

【お問い合わせ】

TEL / FAX: 03-5631-3922
E-mail: zenkokukushuren@gmail.com
住所: 〒131-0045 東京都墨田区押上1-33-4 中村ビル102