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今から75年前のアジア・太平洋戦争末期、日本のほぼ全域が空襲を受け、数多くの都市が焦土と化しました。
特に、1945年3月10日の東京大空襲では、わずか数時間におよそ10万人の命が奪われ、100万人を超える人々が被災したと言われています。
また、戦争で両親を失い、いわゆる戦争孤児となった子どもは、12万人以上にのぼったと言われています。
彼らは一帯、家族を失った後、どのように生きたのでしょうか。
本イベントでは、東京大空襲で両親と弟妹を失い、兄と共に戦争孤児となった木村マスさんからお話を伺います。
戦後75年の節目となる今年、ぜひ当時を知る方の貴重な証言や、痛切な思いを聴いてください。
そして、第二部では、民間人空襲被害者の救済に関する問題を取り上げます。
戦後、民間人の空襲被害者には、国からの援護や補償が一切ありませんでした。
また、必要な調査や記録等は行われておらず、犠牲者の追悼も十分ではありません。
この問題について、弁護士の児玉勇二さんからご説明いただきます。
わかりやすく解説しますので、ぜひお気軽にご参加ください。
【開催概要】
日時 :2020年11月15日(日)13:00~15:30
場所
:オンライン配信(Zoom)
参加費:無料
主催
:全国空襲被害者連絡協議会
【内容】
第1部 体験談
東京大空襲で両親と弟妹を失い、兄と共に戦争孤児となった木村マスさんから、直接体験談をお話頂きます。
第2部 空襲被害者への救済について
空襲で傷付いたり命を落としたりした場合、軍人・軍属とその家族には手厚い経済的な援助が今もなされていますが、民間人には何の手も差し伸べられませんでした。
また、必要な調査や記録等は行われておらず、犠牲者の追悼も十分ではありません。
戦後、空襲被害者はこのような不条理に苦しめられ、今も声を上げています。この問題をわかりやすく解説します。
※第1部、第2部の後に質疑応答があります。
【登壇者プロフィール】
木村マスさん
1939年東京都向島区生まれ。
疎開中に東京大空襲に遭い両親と弟妹を失う。
戦災孤児となった後、親戚の家に引き取られるが、冷遇される。
戦後、東京大空襲訴訟の原告となり、民間人空襲被害者の救済を求める運動を展開。
児玉勇二さん
1943年東京都生まれ。
1968年中央大学法学部卒業、71年裁判官就任、73年弁護士となる。
東京大空襲訴訟弁護団副団長、全国空襲連運営副委員長を務める。
【お申込み】
以下のURLからフォームを開きお申込みください。
Zoom URLはお申込み頂いた方にメールでお送りします。
【お問い合わせ】
E-mail: zenkokukushuren@gmail.com
TEL&FAX: 03-5631-3922
HP: https://zenkokukushuren.blogspot.com/
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