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【戦後75周年企画】空襲が変えた子どもの人生~体験者が語る 戦争と戦後~(2020年8月14日開催)

この8月、75回目の終戦の日を迎えます。

75年前のアジア・太平洋戦争末期、日本本土への空爆によって多くの人の命が失われ、また、生き残った人々の人生を大きく変えてしまいました。

今回は、東京大空襲に遭い、3歳で孤児となった吉田由美子さんに当時から現在にかけてのお話を伺います。
親戚に引き取られたのち、壮絶な子ども時代を過ごすことになった吉田さん。
貴重なお話をこの機会にぜひ聴いてください。

そして今回、もうひとつ皆さんに知ってもらいたい問題があります。
それは、民間人の空襲被害者には軍人・軍属と違って国から一切経済的な援助がなかったということです。
この不条理について、長年取り組まれてきた弁護士の黒岩哲彦さんにお話頂きます。

戦争や空襲の話はよく分からない、という方のために解説もつけ、わかりやすくご説明します。

特に高校生や大学生の方など、これから戦争の歴史を知ってみたいという方、大歓迎です!

是非この機会に、お気軽にご参加ください!




【開催概要】

日 時:2020年8月14日(金)10時~12時
場 所:オンライン配信(Zoom)
参加費:無料
主 催:全国空襲被害者連絡協議会


【内容】

①本土空襲の概要

アメリカによる日本の本土空襲はなぜ起きたのか?どんな被害があったのか?空襲の全体像をわかりやすく解説します。

②体験談

空襲に遭われ、孤児となった吉田由美子さんから、直接体験談をお話頂きます。

③空襲被害者への補償について

空襲で傷付いたり命を落としたりした場合、軍人・軍属とその家族には経済的な援助が今も出続けていますが、民間人には何の手も差し伸べられませんでした。戦後、空襲被害者はこのような不条理に苦しめられ、今も声を上げています。この問題をわかりやすく解説します。

※②③の後に質疑応答があります。


【登壇者プロフィール】

吉田由美子さん






1942年東京生まれ。3歳で東京大空襲を経験。両親と戦後3か月の妹を失い、孤児となる。親戚に引き取られたのち、壮絶な虐待を受ける。「軍人・軍属には手厚く補償をし、民間人空襲被害者には何の手当もないのは命の差別である」との思いから、民間人空襲被害者の救済を求める運動を展開している。


黒岩哲彦さん



1953年福岡県生まれ。東京弁護士会副会長などを歴任。2006年6月~2008年6月日本弁護士連合会子どもの権利委員会委員長。 空襲被害者の救済にも力を入れ、東京大空襲訴訟原告弁護団・事務局長に。関連する主な著作・論稿に『東京大空襲をめぐって』『東京大空襲訴訟・最高裁決定を問う』「戦後70年・残される課題―未解決の戦後補償〈2〉」などがある。


【お申込み】

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【お問い合わせ】

TEL&FAX: 03-5631-3922

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